今日は拍子のお話を少ししたいと思います。
楽譜の最初にはこの曲がどんな風に始まるのかのサインがいっぱい詰め込まれていまして。
・まずは音域→ト音記号かヘ音記号か(音の高さが決まります)
・次に調→♯や♭がいくつ付いているか(これによって曲のイメージが決まります)
・三つ目に拍子→数字が書いてあるやつね(リズムの取り方が決まります)
↑こんな感じね。この大事な事を見逃して弾くと途中で音が判らなくなったりします。
それで拍子は大抵分数で書いているんですよね。なので下から読みます。
4/4拍子→4分の4拍子 3/4→4分の3拍子 6/8→8分の6拍子などなど…
となっています。これは1小節(区切られている一つの部屋の事です)に何の音符が何個入っているかという意味でして。
4/4だと4分→4分音符の意味 4拍子→1小節に4つ入る となります。
6/8だと 8分→8分音符の意味 6拍子→1小節に6個入る となります。
これでリズムの取り方が1.2.3.4 1.2.3.4と数えていくのか1.2.3 1.2.3と数えるのかが変わります。曲によっては拍子がコロコロ変わるやつもあります。
ベタベタに4拍子が多いんですけど、ダンスする時なんかは3拍子だったり曲のイメージにあわせて作曲したりするんです。
日本人は本来農耕民族なのでリズムの感じ方が4拍子です。クワをいっちにいっさんしいと土を耕す感じね。なので生徒に教えてても三拍子が苦手な子が結構多いです(^^)
これだけだとピンと来ないかもしれませんが、音符の秘密少しでも知ってもらえると嬉しいです。
楽譜は絶対この3つが書いてあるので、実際に沢山の楽譜をにらめっこして貰うといいかもしれませんね♪